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朝は目覚まし派?アラーム派?
俺母ちゃん派~。
という会話を思い出し、ベッドの上で目を覚ます。
今の母ちゃん派~、の話をした男は、たった今シャワーを浴びている。
まだ夜中5時か。確かに外は暗い。
「ただいま」
シャワーから帰ってきた男が、ドアを開けベッドに歩いてきた。
トランクス一丁で頭を拭いている彼の名は松原(まつばら)君といって、大学時代テニスクラブで一緒だった。
それで今は、会ってはベッドでやることやる関係性に至った。
私も松原君も、ラブホを利用するお金すらケチる主義なんで、私の部屋のベッド。
マンションの中の普通のベッド。
無印で買いました(敬礼)
無印は文房具から化粧品までお世話になってます。ありがとう無印。
あ、大丈夫です。お互い割り切ってるんで。不倫とか浮気じゃないんで。向こうも私もフリーなんで。
と、心の中で苦しい言い訳をする。
いや大丈夫なのか、毎回こんな調子だけど改めて考えたらこれ大丈夫なのか、大丈夫だよな?悪いことしてはないよな?
と、心の中で苦しい心配もする。
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