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誰がその女性と普通に喋れる日を想像した? 誰がその女性とメールが出来る間柄まで発展すると思った!?
幸せの青い鳥が自室の窓上に巣を作り、生まれたての大勢のひなたちと和気あいあいと暮らしているじゃ? と思わず確認してしまうほど絶好調だった俺ですが――それは長くは続かなかったんだ。
遅かれ早かれ、終わる日がくるのは分かってたよ。
けれど神様、なにもその日をわざわざ選ばなくてもいいじゃないですか。
そう。俺はまたもや嘆かずにはいられなかった。その女性との大切な時間の最中に『現代人ゆえの弱点』をつかれてしまう、ある事件が起きてしまったんだ。
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