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白い天井。
白い・・・雪!
雪崩!
そうだ、俺は雪崩に巻き込まれて・・・
ここは病院?
助かったのか?
・・・朋哉!!
ガバっと起き上がったとき、いくつかのエラー音が病室に鳴り響いた。
駆けつけた看護師。
起き上がっている俺を見て驚く。
「杉本さん! 安静にしていてください! 先生っ!」
酸素マスクが邪魔で、話ができない。
俺はそれを外して、看護師に尋ねる。
「朋哉は? 一緒にいた男は?」
乾いた舌が、口の中で張り付く。
ドクドクと、頭のなかを脈打つ鈍い痛みを無視して、ただ答えを求める。
看護師は目を伏せた。
「それは・・・」
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