第1章

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小ネタ集#(コミカル風味) 「先生って幾つなんですか」 「楠本さんが思ってるよりは若いですよ。」 「……24?」 「………そう言えば、知ってました?『サバをよむ』の語源って鯖売りが多めに入れたことだっていう説が」 「24よりは上なんですね」 「24に見えたんですか」 「いいえ,まさか。若く見えるけど覇気がないので35歳くらいかと思ってました」 「……意外と傷口に塩を塗ってくれますね。 しかし、嫌いじゃありません。」 # 「先生もたまには歯の浮くような甘い台詞無いんですか」 「歯の浮くような…… 新婚旅行は死海にしましょうか」 「歯どころの話じゃないですね。 しかも、甘くないです。 甘くないです。」 # 「楠本さん、若者言葉がやっと理解出来ました『リア充』を国語の松山先生に教えてもらいました。 恋人がいて充実してるって意味ですね」 「まあ、そうです、ね」 「リア王のコーデリアの台詞、『塩のように愛しています』を実地で行うような充実した人に向ける言葉なんですってね。、私達にこそ本来相応しい…………」 「騙す方より信じる方がどうかしてると思うのだけど」
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