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「せんせ、そこ………っつ、ああっ、い、いたいです
やめっ、ダメ、っ」
「思った以上に良い声ですね。録音しても良いですか」
ニッコリと微笑んで、涙を指ですくわれた。
グリグリと棒を押し付けられる。痛みしかない。
乳鉢の塩をまた揉みこまれた。
「もうやめて下さい………」
「痛いと言われても止めない練習なんですがね。」
手のひらのツボを深く探られた。
「いったーい……っもう本当にお願いします」
「はい、では塩を流して終わりましょう」
霧吹きで水が掛けられる。
ホッとした時に、甲に先生が舌を這わせた。
「ひっ」
「ああ恥ずかしいんですね。気が廻らなくてすみません。」
アイマスクを着けられた。
小指が
飲み込まれる。
絡みつく舌が熱くて、先生に似合わない。
スツールごと引き寄せられ、
手首を掴まれたまま手のひらを舌で塗りつぶされる。
ぞわぞわとした予感が背中を昇り、これはいけないことだと告げる。
空いている方の手で先生の体を弾こうとしたら、逃さないと言うように背中に腕を回された。
指も手もベタベタで。
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