第1章

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やってきました♪山にゃ…鬼ヶ島なのに山?にゃ…。 「…迷子になっちゃいましたし…。」 桃タロにゃん、絶賛迷子中にゃん! 桃タロ保護者は、飛び出して行きたいのをじっと我慢してるにゃ。 会計にゃん、まじわんこ通り越して眠り猫にゃ…起きそうもないにゃん。 腐わんこはオロオロしてるにゃん、使えないにゃん。 これならタマが犬役やった方がましだにゃん。 「しょうがなさすぎですし。今日は此処で野宿ですかね? ワタシ枝葉を集めてきますので、イチズくんはこの辺りにこんな感じで浅い穴を掘って下さいましたかね? お願い申し上げ奉ります。」 「大輔くん、仰々し過ぎ!『お願い♪』『はいよ!』で事足りるから…。」 「ありゃりゃ…そ、でしたかね?では、ワタシは枝葉を集めてから狩りをしてきますのであとをお願い♪」 「ぇ…大輔くんって意外と野性児?」 「ええと、やんちゃ坊主とは言われましたが…野生化してますかね?」 まさかの、野性児スペック発揮にゃん。 そして、まさかの桃タロおじいさんスペックしば刈りならぬ、しば刈り+狩りもにゃん。
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