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桃タロにゃんが山で枝葉を刈りにゃがら、縫い針と木の枝を使って小さな弓矢を作ったにゃ…器用にゃん。
少し奥に行くと、バサバサ言う羽音が聞こえたにゃ。
見れば…一匹のハーピーが罠に掛かっていたにゃん。
「可哀想に…」
桃タロにゃんは、ハーピーを罠から外してあげたにゃ?
ええと?狩りにゃんだけど…。
「同じ人型のモノを食べるって…それ、どんなホラーでしたかね!」
え~え!羽根にゃん、鳥にゃん、うまそうにゃん!
「却下でし!ワタシうずらは食べた事ありますし、兎も捕りますたが…あれは、却下でし!」
ほら桃タロにゃん、カラスだにゃ!獲物だにゃ!
「鴉はワタシの国ではラッキーバードですし、食べれる気がしませんし!
鴨猟ならしたことありますが、カラスはダメでし!」
木の上のカラスはホッとした顔をして一声カー♪と鳴くと、鴉天狗になったにゃ!
「姫、こんな所にひとりは危険でござる…」
「…ええと…サルでしたかね?」
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