第1章

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ワタシ、日本の昔話読むのはじめてですし… 「はじめてって言うか…」 「僕達、日本の昔話の一員になってませんか?」 「「これは、助けを求めた方が良い状態なのでは…」」 えーっ!せっかくの日本の昔話なのでしたよー。 せっかくの丁髷、せっかくのJapanese着物なのでしたよ……………………………………って言うか…ワタシ今、全裸ですし…暗い場所にいて、どんぶらどんぶら…揺れているのでしたが…? 「「ぜ、全裸!?」」 慌てる銀星さんと護さんなのでしたが… ぅ… 「ど、どうした!?」 なんだか呼吸が… 「そ!僕が今直ぐ助けに行きますから!待っていて下さい!」 なんだか…どんぶらどんぶらしていてじっとしていられないみたいなのでしたが…。 ぅ… 「ど、どうした!?」 なんだか…身体がとっても冷えてきたのでしたが… 「待て!俺も今直ぐ助けに行く!」 ええと…できれば、銀星さんはシバかれに行って欲しいのでしたとさ。 「…誰をシバくって!?」 ええと…シバくのではなくですね… 「待ってろ!チビすけを閉じ込めた奴を今直ぐシバきに行く!」 ええと…銀星さん?
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