第1章

4/41
281人が本棚に入れています
本棚に追加
/685ページ
むか~し昔、あるところに… 銀星さんと護さんと言う仲の…な夫婦が住んでいますた。 銀星さんは山へ誰かをシバかれ…ではなく、シバきに行き 護さんは、川へワタシの救助に行ったのですた。 護さんが川でウロウロしていると、川上から大きな桃がどんぶらこ・どんぶらこ・と流れてきますた。 護さんが川下で「大輔く~ん!大輔く~ん!」と呼ぶと、桃はどんぶらどんぶら護さんの方へ流れて行きますた。 護さんは、大きな桃を担いで帰ると… 大きな桃を切ろうと… そこへ、銀星さんが帰ってきますた。 「待て!お前、チビすけを殺すつもりか!?」 「そんな事を言っても、一刻も早く大輔くんを出してあげないと…!」 「分かった。コイツを割ればいいんだな…!」 桃を横にしてえいやっ!と手刀を入れると… 「イテテ…でも、桃はきれいに割れたぞ。」 「ちょ、ちょちょっと待って下さい!大輔くん…裸なんですよね?服!いえ布ならなんでも…」 「いい!俺のちゃんちゃんこでくるむ!」 ええと…そろそろ出てもよろしいでしたかね?
/685ページ

最初のコメントを投稿しよう!