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「あのぉ…前に進めないので、放してほしいのでしたが…。」
「ゃだ…わん…ムニャ」
「困ったなぁ…誰か居ないでしたかね?」
桃タロ大輔にゃんはタマを見たにゃ…でもタマはナレーションなので、猫の手にはならないにゃん。
「吉備団子…チョコ……口移し…ら、ぉ…も…る…わん…」
ええと…吉備団子の口移しですたっけ?
「しょうがなさすぎですたねぇ…そしたら、手を放してくれますかね?」
わんこ会計は寝ながら頷いたニャ。
「じゃあ…ハムッ」
「桃タロニギャ!」
『チビすけ!』 『大輔くん!』
「ええと?今、銀星さんと護さんの声がしたような…モキュ,モキュ…」
「…きび…子…」
「口移しはしませんし。小さな子供に口移しはいけませんし…虫歯がうっちゃうのだそうですが?」
「ニャハハ、大輔くんらしいにゃ」
『ホッ…』
「そこんとこぉおおお!!!口移しでラブラブしなきゃ駄目!絶対!だろうがぁあああ!!!」
ええと…?
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