第1章

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その時だ。 叫んだ張本人、小川みくが真っ先に倒れた西島衣里にかけ寄って、 「え、衣里?……やだ、ちょっとふざけないでよ?」 恐る恐る肩を揺するが反応はない。 小川の顔は、どんどん青ざめてく。 やがて西島の脈に触れ、 「…………死んでる」 ぼそっとそう呟いた。
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