キスフレ2nd kiss Vol.28

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★ 自宅へと戻ると、 既にリーダーと社長の姿はなかったが、床に転がったままの成宮子猫が一匹、 家を出たときと同じ格好のままでいた。 押し入れから、毛布を取り出し彼にかける。 その場の皿を片付けようとした時、背後の気配を感じた。 「手伝うよ」 伸びた手に、驚いて振り向いた。 「成宮さん、起きたんですか?」 「いやずっと起きてた」 「え?飲まされてKOされたのでは?」 「酔いつぶれてるように見えた? だとしたら僕の演技もなかなかあるようだ。 バビロンの社長がやってきた時点で 何か裏があると思っていたんだ。案の定、面白い話が聞けた」
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