キスフレ2nd kiss Vol.28

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★ 小栗に聞きたいことがあった。 だからここに戻ってきた。 しかし、一晩中悩んで決めた決断の朝、 既に彼は昨夜のホテルにはいなかった。 その足で、小栗の行き先を知っている人物の元へと向かう。 きっと今頃はベッドの中で幸せそうな寝息でもついているだろう。 しかし、 相手の予定など、知ったことではない。 「帰った?もう?!」 「小栗なら、早朝の便で帰るって言ってたけど、なんかワスレモノ?」 面倒くさそうに酒臭い息を吐く男がいう。 白のホテルガウンを素肌に着ているが、 肩がなで肩のせいか、胸板が薄く肌が白すぎるせいか、 貧相な体系に見えて似合っていない。
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