キスフレ2nd kiss Vol.28

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私のイニシャルが点滅する。 チケットの申し込み画面の上で悩み始めた。 「それでもいいから、知りたいの」 レーナの止める言葉を無理やり終わらせて、 私は最後の文字を入力する。 答えを知れば、引きずっている想いは消えるのかもしれない。 でもそれ以上に求めているのは、彼に逢いたい。 ただそれだけなのだ。
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