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  すぐにでも爽を追いかけたいだろうに 根っからのリーダー格で責任感の強い文也は 興が冷めてしまった場を仕切る。 「歩、とりあえず、ここを出る。 近くで別場所を用意してくれ。」 ああ、うん、と歩は頷き、スマホで適当な店を探す。 「三田、悪いが、店の人を呼んで謝ってくれ。」 これ、と文也は三田に自分の名刺を差し出す。 「弁償はココに連絡してくれ、と言っておいて。」 文也が次々と指示を飛ばし、 皆が自分の役割を持つことで場は収束していく。
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