第3章 マンドリーの町

14/15
前へ
/102ページ
次へ
次の日、トニーは、アンの家に花束を持ってプロポーズをしにいった。 勇馬と、マリーは、トニーの結果が知りたくて、この町を立つのを遅らせる事にした。 家で、トニーの帰りを待っていると、トニーがアンを連れて帰ってきた。 二人の顔の表情は、穏やかで、とても幸せそうな顔をしていた。 トニーは、勇馬に、 「勇馬ありがとう、おかげで、アンに僕の気持ちが伝わったよ。僕たち結婚することにしたんだ。勇馬に僕たちの結婚に出席してもらえるとうれしいんだけど。」と言うと勇馬の反応を見ていた。 勇馬は、少し考えていたが、マリーが結婚式に出たいと言うので、出る事にした。 トニーはとても嬉しかった。 結婚式は、勇馬の事を考えて明日行う予定になったのだった。 次の日、トニーとアンの結婚式が執り行われることになった。 町の教会で、アンは、真っ白いウェディングドレスに身を包んだアンはとても美しく、眩しかった。 トニーも、真っ白いタキシードに身を包んで、とても凛々しい若者の姿を皆に見せていた。 青空の下、結婚式は厳かに執り行われていた。
/102ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加