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確かに、この玉は、私を正しき道に導いてくれているのだろう。
心の中で少し確信が持てるようになっていた。
勇馬は、この町に色を付けるのに、かなりの日数を必要といていた。
この調子で行くなら、世界中に色を付けるのにどれくらいの日にちがかかるのだろうと思った。
これがぼくの使命なのだと言う思いが勇馬を突き動かしていた。
また、この町の人々も、勇馬の色を付けると言う行為に対して、感謝していたのだった。
色のついた、町は鮮やかによみがえっていた。
勇馬は、色のついた町を見ると、人々が躍動感に溢れているのを見る事が出来、町の人々から歓喜の声が上がるのを聴くことが出来た。
勇馬は、その情景を見ると心の中から喜びを感じるのだった。
家に帰った勇馬はおじさんと叔母さんに、今までの話をした。
二人は驚くこともなく勇馬の話に耳を傾けていた。勇馬が話し終えると、叔母さんが、「勇馬、いつかこのような日が来るような気がしていたわ。あなたを生んだお母さんはあなたが生まれた時の事を話してくれたことがあったのよ。
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