自分と坊や

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俺が、小学生の時、風邪をひいて、休んだ朝に電話がきた。   男の子だと。 俺は嬉しくて病院に見に行ったのを覚えている。 後に先生から電話が来て次の日怒られた。   自分より小さい生き物興味がわいたんだ。 ソイツは、カズユキと名前がついた。   遊びにアパートに行ったり泊まったりしてあそんだ。やはり歳が近いし、姉ちゃんと仲良しだったから、色々お世話をしたり…。   『こんにちは?カズくん。遊ぼうね?』   かわいかった… 二歳の時に、都合で、自分の家に引き取る事になって家庭は、揺れた。特に俺の母親が!凄く反対して荒れる。   『また繰り返すつもり?!』   それから姉ちゃんが言ってたあの言葉。   『育てられない。』   そう…お姉ちゃんは、別れてしまったのだ。   だから…家の父親が引き取った。孫。 今日から、俺と暮らすカズくんを…。
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