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カラカラカラ。ガタガタ。
ザーッ、ザーッ。ザブンッ。
「ふぅ~」
うん? この声、御主人様だ!
御主人様……助けてニャーーー!
「さむっ」
悪寒が走る。
何かを背後に感じた。
ここはお風呂場で、私以外に誰もいるはずないのに。
そう思いながらも、ゆっくりと振り向くと……
湯船と壁の隙間、トラ猫君の顔だけがちょこんと出ていて、目と目が合ってしまいましたとさ。
びっくりしたな、もう!
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