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~あとがきもどき~
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。
「春から夏へ」というお題に沿っていましたでしょうか…
なんかはずれているような気がしないでもないのですが。
でも、人によって季節の感じ方は違いますし、私はこの「春から夏へ」のお題を自分なりに風や草花の中に見つける事が出来たのでなないかな、と思っております。
*五月病*「春から夏へ」春を忘れられなくて、夏へ踏み出せずに五月の青い緑の中へ飛び込んでしまう女の子。
だから五月病。新しい環境に適応出来ない半身(わたし)と新しい環境へ適応しようとする半身(私)。
「わたし」は「私」を見つけるという口実で麦畑へ消えようとしているんです。
*瞳*春から夏へと移り変わる季節を感じる事が出来ない人も居るのではないかな、と思ったのが始まり。
‘わたし’自身が季節になる。
*虹*春の虹は夏の虹とは違い淡い色合いですよね。
雨上がりの単色の空にそこだけ色付いた葉っぱの船が「ああ、春らしいな」と。
でも梅雨の様な雨と混ざって間の季節を表現出来てたらいいな…
*翠雨*翠雨(すいう)とは青葉に降りかかる雨の事です。
この詩、「春から夏へ」というお題そのもののつもりなんです。(自分的には)
*影*一番分からない作品になってしまいました。が、夕日を見た時にもう春ではないのだ、と気付き思い浮かんできました。
台所に立って、晩御飯に支度をしている時に出てきた言葉達。
照らされて汗ばむ程、夕日はもう春ではないのですね。
最後に、この素晴らしいイベントに参加させて頂きました事を心より感謝申し上げます。
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