殺人鬼

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殺人鬼「リード」は 殺人の快感に浸っていた 「あぁ…足りない…足りない…」 日々、人を誘拐しては、苦しめる死に方で殺す その繰り返し、エンドレス。 彼は、殺人による優越感、快感を覚え、殺人をやめれなかった。 「君は、イキがるので優越感を得ているのか?喧嘩なんぞで優越感を得ているのか?ククッ…傑作だ」 不良と思われる少年を誘拐し、いつもの様に天井から吊るされた紐に少年を吊るす もがき、抵抗する少年を無慈悲な断末魔の音で響き渡る 慈悲という感情は、無い。 ただ、ひたすら人を殺す。 「や、やめてくれぇ!!」 「い、いやだ!いやだ!」 何度も何度も何度も叫び続けても、彼には通じない 「お前なんか死ねばいい!!」 彼のからだがピクッと動く 「何故だ?君が死ぬからか?くだらない連中も殺されたからか?苦しみたくないからか?」 少年は、黙り込んだ 「君だけは、許してやろう。お前は、勇気がある。」 「え…?」 「気が変わらないうちに、謝るんだ」 「す、すまない」 「君、名前は?」 「悠哉だ…村山悠哉。」 「そうか…(翼の家族か?)」 「早く解いてくれ…」 「やはり、君は生かせない。生かせないんだ。」 「やっぱりな…」 「現実を受け止めることは出来るか?」 「え?質問の意味がわか……」 その時、悠哉の顔が驚き、笑った
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