第1章
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気のせいだろうか、小説を書き始めて以来、いや正確には「kenJi」と名乗る人物とサイト内でやり取りを始めてから、純子は時折、乳房が張ったり、腰が鈍く痛む等の身体の異変を感じていた。 だが、一方で、元々色白な肌はますます透明感を増し、内側から輝いているのかのようだ。 (まさか、kenJiという人を好きになって身体が変わって来たの? 一度も会った事ないし、どんな人なのか写真さえも見た事もないのに…)
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