第1章
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私は、異性探しのサイトなんかに縁は無いわ、もともと女子校育ちで男の人と話すのさえ苦手だし、顔もわからない見知らぬ人と、どんな風にメッセージのやり取りをすれば良いか、なんてわからない。 そこまで考えた時に、またkenjiからコメントが来ていることに気づいた。 執筆中の純子の処女作に、kenjiから賛辞の言葉を貰って以来、これが何通目のコメントになるだろうか?
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