第1章

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(誰かが、私の小説を読み終えて、感想を送って来るまで待つ事にしよう) 純子はそう納得し、書き上げたばかりの自分の作品をもう一度最初から読み始めた。 今まで何かに取り憑かれたように書いていたからか、改めて読み直すと誤字や、言い回しの間違い、辻褄が合わなくなってしまった箇所もあった。 純子はそれらを直す作業に没頭した。
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