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生まれるときは 1人 死ぬときも 1人 仲間と一緒なのは その間だけ   じゃあ 何でそんなに死を怖がるの? 死ほど繊細で 美しいものは無いのに…   閉じた瞳 冷たい身体 動かぬ心臓… それは正に 命の芸術品 たった一つの 命を謳歌したその骸は 美しく 凛としている   死を怖がらなくていいよ 人はいつか死ぬんだから 貴方がもし 綺麗な骸になりたかったら 命を楽しむことだ 楽しまずに生まれた骸は ただの生ゴミだから…  
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