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「じゃぁ転生する世界について説明をしようか」
「一番いい説明で頼む」
「急なテンションにはついていけないよ(´・ω・`)」
「すまん」
「まぁいいよ、これから行く世界の名前はイクシディア、世界観的には中世で君達のいた世界は化学が発展していたけどもこの世界は違う、剣と魔法が主流の世界…まぁファンタジーの世界だね、当然魔物もいるし人種も人・獣人・魔人・エルフ・天使がいるよ!…あぁ心配しないで魔物以外は皆支えあって暮らしているから余計ないざこざは対してないから安心してむしろ人と魔人とか凄い友好的だよ」
「魔人の印象変わりすぎワロタ」
「私としては君の印象がガタガタになって笑えるよ…まぁこうして君を私が無理矢理引っ張て来たからには何かとサービスはするよ?何がいい?君の器だったら大抵は叶えられるよ!」
「あっ、そこは平凡でいいです、余計な能力とかつけないでくださいお願いします俺は平穏な生活が送りたいです、むしろ平穏すぎて影が薄れて只の村人Fとかでも良いです」
「いきなりそんな丁寧な口調にならなくてもいいじゃないか、ってか望み薄っ!欲張れよ!何村人Fって!凄い微妙な立ち位置じゃん!」
「微妙でいいんです、俺には目立つ事は出来ない目立ってはいけないのだ!」
「……まぁ君が面倒くさがりなのは分かっていたけど…うん、分かった『平凡』でいいんだね?後から変えられないよ?後悔するよ?」
…ん?何か引っ掛かるな…
「まぁ良いか、俺は平凡が好きだ、何の変哲もない毎日を過ごすのが大好きな一般男性にしか過ぎない、それで頼む」
「……わかったよ、もうその世界で住むのに必要な能力は入れてある…君の好きな『平凡』でね(ニヤリ」
「おいてめぇ何しやがった」
「行ってらっしゃいませイクシディア!」
足元に穴が開く、あぁこれは落ちてくる系転生だな
「この駄目神がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
この日という日を俺は忘れない、神…いつかそのいつの間にか生えていた羽根全て毟り取ってやる、許しを乞うても止めないからなこの野郎
「……ゾクッ いやな予感が…いやあの子には平凡を与えたからね…僕たち神々の中の『平凡』を…世界ひとつはもしかしたら潰せるかもね…クスクスクス まぁ楽しく暮してくれよ!君の人生を!」
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