前兆

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「アーガイル、お前が直接指揮を取れ」 「はっ!」 「ジュノ」 ラドゥがジュノへ向き直る。 「お前も行ってくれるか?」 「はい、勿論!」 返答に、自然と力が入る。 「まずはバルヴェニーを目指せ。何が待ち受けているかわからない。準備を怠るなよ」 「アーガイル殿」 イヴァンが下がりかけたアーガイルを呼び止める。 「よろしく頼みます」 アーガイルが一礼し、指示と準備のために部屋を出る。 ジュノもそれに倣い、部屋を後にした。
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