第3話 死神と中二な牙

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『お次!』 『チューン・チェイサーホーク』 チェイサースティングレイバイラルコアを抜き、鷹の翼を型どった『チェイサーホークバイラルコア』に切り替える。 パラライズシールドが消え、背中に黒い鳥の翼『スラッシュフェザー』が展開された。 それにより飛行能力を得た魔進チェイサーは舞い上がり、空中から攻撃を仕掛ける。 『フェザーカッター! シュートッ!』 翼から、紫色の羽型エネルギーが無数に放たれる。 まるで雨の如く、三体の怪人に降り注いだ。 『ウッ、オオァァ!』 集中的に食らったロイミュードT01が爆発し、シカ、セイリュウインベスが爆風に煽られ吹き飛ばされる。 『エグゼキューション』 その隙を魔進チェイサーは逃さず、ブレイクガンナーを押し込み、必殺技を発動。スラッシュフェザーに紫のエネルギーが蓄えられ、右足へと集まっていく。 『フルブレイク・ホーク』 『フォール……ブレイカー!!』 翼をはためかせ、勢いをつけ、急降下ライダーキック。紫の流星の如く疾駆した魔進チェイサーの一撃が、シカインベスを貫く! 『フグァァァァ!?』 『グォォォ! オオォォッ!!』 シカインベス爆散。 その様に、セイリュウインベスが憤慨したのか吠え、着地した魔進チェイサーへ火炎弾を吐きまくりながら突進を繰り出した。
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