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喋り声が発せられたもの――骨の模様が刻まれた錠前『フィフティーンロックシード』を取り出すと、右手で刀を地面に刺す。
懐から黒いバックル『戦極ドライバー牙』を取り出し、腰に当てると白いベルトが巻かれて固定され、フィフティーンロックシードのボタンを押して解錠。
『フィフティーン!』
『ギャーキャキャキャ!』
音声が発せられると、少年の頭上に、骨で縁取られた異次元ゲートが開き、中から背骨と肋骨が付いた頭蓋骨が不気味に笑いながら降下してくる。
「な、なんだそれは!?」
「僕の相棒だよ。……行くぞ、ガイラー」
『了解だギャ!』
骸骨『ガイラー』に言うと、少年はドライバー中央のコネクターにフィフティーンロックシードを装着しロックする。
『ロックオン』
すると法螺貝の様な音色が発せられ、戦極ドライバー牙の右にある小刀『カッティングブレード』を倒すとフィフティーンロックシードが半分に斬られ、音声が発せられた。
『ソイヤッ! フィフティーンアームズ! 集結せよ、十五ライダーのチカラ!』
『ギャー!』
ガイラーが叫びと共に急降下し、少年の頭に被さる。背骨と肋骨が少年を覆い、黒いオーラが発生して体が覆われ、それが晴れると、少年の姿は黒い戦士の姿となっていた。
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