第1話 始まりの牙

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全身が黒のアーマーで構成され、胸の鎧は骨の様な模様。頭部には白い髭、額の部分にある漢字の『十五』の形をした角飾りが目を引く。 右手には骨を型どった刀・専用アームズウェポン『黄泉丸』。 その姿は戦極ドライバー牙の左横の部分『ライダーインジケータ』に描かれた横顔と瓜二つだ。 この姿の名は『仮面ライダーフィフティーン』。 少年の戦闘形態であり、誇りでもある姿だ。 「へ、変身魔法か!? ええい、やってしまえ!」 フィフティーンの姿に戸惑いながらも、男は杖を振りかざし、怪人らに指示を出す。 『オォォ……』 『――――――』 屑ヤミーはゆったりと、ダスタードは素早い動きでフィフティーンへ向かう。 『行くぜ、反逆の時だ!』 開戦の決め台詞を言い黄泉丸を振りかざしながら、フィフティーンは向かってくる怪人達へ走る。
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