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いつものお昼の時間。
中学から友達の志穂ちゃんといつも通りご飯を食べていた。
「ほたるさあ、部活とか入る気ない?」
「え?どうしたの急に。そんな気は全くないけど……」
「ほたる、中学の時バスケ部入ってたよね。しかも部長」
「まあ、入ってたね。部長遣ってたのはさ、誰もしたがらなかったからであって、置物だったよ」
そう言えば、志穂ちゃんは少し含んだような笑みを浮かべた。
「じゃあさ、男バス部のマネージャーする気ない?」
「え?ないよ!」
全力で否定すれば、志穂ちゃんは眉間に少し皺を寄せた。
え。恐い。
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