2

22/22
1009人が本棚に入れています
本棚に追加
/92ページ
「アアッ…はァッ…イぁッ…!」 ぐちゃぐちゃに掻き回されて、ナカから蕩けてしまいそう。 俺の欲望も我慢などできずに暴れていた。 「正峰さん…ッ…気持ち良いですかッ…?」 がくがくと腰を揺らしながら、俺に問いかける。 「アッ…アアッ…ンッ…んんッ…気持ちッ…イィッ…」 布団のシーツを掴み、何とか言葉を発した。 もう… もう…限界… 「ゆうまァッ…もうッ…アアッ…」 「いいですよ…ッ…俺も、もうダメ…ッ」 動作が次第に速くなり、摩擦も大きくなる。 ずっと、俺の脳には快感の信号が全身から行きっ放しだろう。 「ナカにッ…出してもいいですかッ…?」 「イッ…いいッ…いいからァッ…」 そして、最奥に貫かれた瞬間… 「アアッ…アッ…アアアアァァッ…!」 「正峰ッ…さんッ…!」 目の前にチカチカと星が見えた。 俺の腹の上にも、ナカにも、熱い液体が広がる。 どくどくと欲望を吐き出した優磨は、俺の身体に覆いかぶさると 「…好き…です…」 と、耳元で囁いたのだった。
/92ページ

最初のコメントを投稿しよう!