2◆In nostalgia

2/36

842人が本棚に入れています
本棚に追加
/433ページ
「だからー、私は行かないって! 実習で疲れてるし、もうすぐ終電だって……――――――」 いつまで私はここにいなければならないのだろう。 付き合うとは言ったけど、それは学園祭のライブイベントの間だけ。 「いいじゃない、たまには。 今夜はうちに泊まればいいし。」 必死に私を足止めする奏美。 その理由は、ライブ中に齎された想定外のアクシデントがきっかけ。 「FAbULOUSの打ち上げに呼んでもらえたんだよ? こんなチャンス、もう二度とないんだから!」
/433ページ

最初のコメントを投稿しよう!

842人が本棚に入れています
本棚に追加