2◆In nostalgia

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もちろん奏美は合流する気満々。 だけど私は、再び石崎先生と顔を合わせる事がとてつもなく気まずかった。 「祐輔君もいるんだし、奏美だけ行けばいいじゃん! 別に私は、あのバンドのファンじゃないし……。」 そう、FAbULOUSの事なんてどうでもいい。 実際にライブ中は、彼らの音楽なんてほとんど聴いていなかった。 だけどこの視線は、ずっとギターヴォーカルの彼から離せずにいて……。
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