2◆In nostalgia

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席に着いたのは私と奏美を含めて全部で十二人。 祐輔君たち運営の大学生が七人とFAbUROUSのメンバーが三人。 しかし、ここにもまた彼の姿はない。 今空いているのは、私の左隣と一番奥の狭い席のみ。 右隣には奏美がいて、その更に隣にはHIROさんがいる。 祐輔君は奏美の様子を気にしながらも、運営のメンバーと共に少し離れた席に腰を下ろしていた。 ―――やっぱり、落ち着かない……。
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