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注がれたばかりのワインをくいっと半分ほど飲み干す。
じわり、じわりと身体に沁みるアルコール。
実習明けで疲れているからか、今日はとても酔いが回るのが早い。
「そんな勢い良く飲んで大丈夫か?」
ペースを上げてワインを飲む私を見て、左隣の彼はフフッと苦笑いを浮かべる。
「いいんです。
もう、どうだって……――――――」
そう言葉にした瞬間、思わず目の奥がじわっと熱くなる。
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