第1章

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第1章

少女は歌う。夜空に浮かび輝く満月を背に、その周りには小さな星々も無数に輝きを放っていた。 宇宙にも届きそうな上空に大きな岩。 というより島そのものが浮かんでいた。 ちょうど円錐形を逆さにしたような形である。 その島には木々が生え、水がわきだし湖を作っていた。 そして、ちょうど島のまん中に大理石の床が一辺100メートルほどの長さで正方形につくられた基盤が作られていた。
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