6770人が本棚に入れています
本棚に追加
/1574ページ
「で、お前はなんなの?」
俺は今更ながら青年に尋ねる。
青年は頭を横にふる。
「リアクション薄いな、おい。普通はもっと慌てふためくだろうが。
オレは、まあ、神だ。名前はないが、世界の管理を受け持ってる」
好きに呼んでくれ、と青年--自称()神は付け加える。
「………自称じゃねえよ」
「心の中が読まれた、だと………!?」
俺は驚愕した。
「………お前、ホントになんなの?いろんな意味でぶっ飛んでるな」
「で、その神様が俺になんの用なの?実は手違いで--とかだったら蹴り飛ばす」
俺は軽く屈伸をしながら狙いを定める。
最初のコメントを投稿しよう!