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「それじゃあ説明も終えたし私は本当に帰らないと始末書が凄い
事になるからそれじゃあ…あっ!娘は執念深いから気を付けて」
そう言っておっさんが消えた。これが転移ってやつか?
「さて君はまずレイナさんに見つかっても対処出来るようになら
ないといけない」
「興奮した暴走者は見境ないからか?」
ああいった人種は話聞かないで自分の欲求に正直過ぎるし……
「なんか実感がこもってるね。まぁ今の君のままだとせいぜい攻
撃をかわすのが限界だから、せめて有効な攻撃を身に付ける」
「その方法がスヒィアにあると?」
「もちろんあらゆる“可能性”がある所だからね。魔法を極めれば
神に届く事もあれば、魔武器も宝具、神器クラスになれる可能性
がある」
つまりそこで何か極める事が出来れば、いざって時に役に立つが
問題があるとしたら
「魔法を使った事がないやつがいきなり魔法が使えるか?」
「すぐとはいかないだろうね。練習が必要だから、これあげる」
テッドが手をかざすと手の平からテニスボール位の大きさの光球
が高速で俺に向かって来てぶつかる
「いった…くないな、何した?」
「僕が暇な時に創ったシュミレート空間魔法だよ。表全1500ステ
ージで、基礎の基礎から対国クラスの戦闘も出来るよ」
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