運命の選択

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「すいませんでした!」ガンッ テッドから創って?貰った服を着るなり、開口一番にこれで ある。訳わからん。てか今の地面に頭突きする土下座で地面が 軽く揺れた。 「いやあの姿で現れたのは忘れるようにするよ……無理っぽい けどさ」 「その事もだが…娘の事だ」 「娘ってまさか」 「そのまさかだよ。君の考えてる通り君を殺したあの子は 閻ちゃんこと閻魔大王の娘レイナさんだよ」 「ちょっと待てよ。なんで俺なんだ?」 あの子とは初対面のはず… 「どうやらレイナが君に一目惚れしたようで」 は?あの手紙はガチか…いやなんで死ななきゃ………あ! 「そう我々は生者と関係をもつ事が出来ない。だからレイナは 君を殺し死者にして付き合おうとしたんだ」 「なるほど、んで俺は出荷待ちか?」 「それなんだが君は本来の寿命を終えずここに来ている。この ままでいいなら、不本意だが娘の所に送ろう」 「他に道があるみたいな言い方だな」 それまで無言だったテッドがニコニコと笑みを浮かべながら 「もちろんあるよ。2択だけど、どうする?」 「他に可能性があるなら、聞くよ」 「1つは諦めてあの娘と永遠の時間をいる事だね。もう1つは 異世界で第2の人生を始める。さぁどうする?」 なるほどあの子と束縛される運命と自由がある新たな道そんな もん悩むまでもないな 「俺は後者を選ぶ!」 前者は危険な気がするし、後者の方が楽そうだからな 「グレイト、さすが」 その時子供に似合わない獰猛な笑みを浮かべていたのは印象的 だった
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