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3月23日、翁長雄志沖縄県知事は、許可を得ていない海域で調査活動が行われ、サンゴが割れていたり海底が削られたりしている場所があったことが発覚したとして、調査を進める沖縄防衛局に、1週間以内に、全ての作業を停止するように指示。
従わない場合は、埋め立て工事で、岩礁を破壊する許可そのものを取り消す以降を明らかにした。
これに対し、政府は24日、菅官房長官が「作業を中止すべき理由が見当たらない。政府としては、粛々と、法令にのっとって、(作業を)進めさせていただきたい」と述べた。
許可が取り消された場合には、政府関係者は、法的措置も辞さないと強気の構えを見せている。
そもそも沖縄の基地の移設話の発端は、2004年11月、沖縄県を訪問したアメリカのラムズフェルド国防長官が、普天間飛行場を上空から視察した際、「天間基地は世界一危険」と発言したことからとされている。
これは“民家が密集している”ということでは無く、“基地と基地の距離が近すぎ、敵に攻撃された場合、一気に全滅する危険がある”という意味なのだそうだ。
それを受けハワイなどへの基地移設も検討されたが、アジア全体の防衛を考えると、やはり沖縄に置く必要があるという事で、現在に至っている。
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