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米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた埋め立てを承認したのは、翁長沖縄県知事の前の仲井眞弘多(なかいま ひろかず)知事だ。
辺野古の埋め立てはこの“承認”を元に行われていたのだが、翁長県知事が上記の理由で差し止めを要求。
国はそれを“無視”する形で、作業を進めている。
けれど、沖縄県民の支持を受けた沖縄の長である知事の言葉を無視するということは、県民の意思を無視しているのと同じだし、これでは県知事を置く意味も無い。
極端な事を言えば、国民全員が反対しても時の内閣が押し通すことも出来るという事。
その上、翁長氏からの面会要求は全て拒否。
そして1月14日に閣議決定した国の予算案で、約3800億円と見積もられていた沖縄振興予算を3340億円へと大幅減額した。
わざわざ上京してきた相手をことごとく無視し、沖縄の予算を大幅に削る。
これは“イジメ”と言われても仕方ない行動だよね。
このままでは、辺野古は埋め立てられてしまうだろう。
が、簡単には政府の思い通りにはならないようだ。
理由は、仲井眞知事が承認したのは“辺野古の埋め立て”のみで、そこへ基地を建設する事については、現知事である翁長氏の判が必要だからだ。
翁長知事は、おそらく判を押さないだろう。
そうなった時、政府は今回と同じように基地建設を押し切るのだうか?
もしそうなら、この国の民主主義は名ばかりということにはならないか?
過半数の議席を取って、やりたい放題の感がある自民党。
“戦争放棄”だけは、しっかりと守り通してもらいたいね。
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