Re:現代は、既にアニメの近未来に突入している?

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. 4月22日午前、首相官邸の屋上で小型無人ヘリコプター「ドローン」が発見された。 ベースになったのは、中国のDJIテクノロジー社のファントムという機種とみられ、多くの部分が改造されている。 全長はおよそ50cm、本来は白い部分が黒く塗装されていて、夜間の操縦で目印となる機体のLEDライトも黒く塗りつぶされていた。動画を撮影できる小型カメラがあり、伝送装置もついていたため、内部の映像を離れた場所で確認できた可能性がある。 また、赤茶色の小型プラスチック容器が取りつけられ、中には液体が入っていた。この容器には、放射性を意味する「RADIOACTIVE」と書かれたシールと、放射能のマークもついていた。 さらに、本体の反対側には黒く塗装された発煙筒のようなものも取りつけられていた。 “ドローン”とはオスのミツバチという意味で、飛行中の音がミツバチの羽音に似ていることから名づけられたものだそうだ。 この“ドローン”、近未来の日本を舞台としたアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』には、複数の種類が登場する。 “ゆるキャラ”のような可愛い顔を持ち音声を発する、公安局のマスコットキャラのコミッサちゃん。 円筒形で赤色灯を搭載した、誘導用。 銃を搭載した軍事用。 猟犬型。 狭い場所に入り込んだり壁面によじ登れる、蜘蛛のような形態のもの。 これらは飛行しない物なので実際にはロボットと呼ばれるものなんだけど、既に現代でも似たような物があるんだよね。 カメラを搭載した、災害時に瓦礫の下などを捜索するもの。 アメリカでは、犬の形態をした軍事用ロボット。 そしてドローンは、空撮や農薬散布、小型の荷物を運ぶことに使われている。 今回墜落したドローンはGPS搭載型で、座標をインプットしてやれば自分でそこまで飛んで行くというタイプ。 つまり、リモコンなんていらないっていうんだから凄い。 ドローンだけじゃなく、車には“自動ブレーキシステム”なんてものが搭載されて、着陸する航空機に対しては、地上から指向性誘導電波を発射して滑走路上まで誘導する“計器進入システム”なんていうものもある。 『PSYCHO-PASS サイコパス』は2112年が舞台だけど、そこへ向かって進んでいるってことなんだね。 そのうち、人間は何もしなくても良くなるのかな。 それって、幸せなことなんだろうか? .
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