現れた日が誕生日

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すると、先ほど剥がされた毛布が再び少女を優しく包み込んだ。 「う~、寒いってぇぇぇ・・・・・」 再びの暖に、少女は気持ちよく今日何度目かの二度寝を始めようとする。 「・・・・・・まったく・・・・・・・」 長髪の男はドアにもたれかかり、ため息混じりの声でつぶやいた。 「オリーブいいのかな?届いていた“あれ”、お母さんに言っちゃうよ?」
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