.:*:。 小動物な漢(ひと) ・゚:*:・'°☆

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「ああ、可能であるなら、最低30分おきに電話またはメールもしくはラインで報告を入れろ!いいな。もしもの時は骨は拾ってやる。」 「ほっ…ほ……骨ぇ……」 先輩方に押し潰されそうなほど迫られ、念を押されている僕を、『佐々木く~ん』と部長が力の抜けそうな声で呼ぶ。 「お待たせするなっ!さっさと行かんか!」 「す…すみません。では、いっ……いってきますっ」 「「「頼んだぞ~!!」」」 今にも泣き出さんばかりの先輩方に見送られ、僕と佐藤部長はエレベーターへと向かった。 「みんなの気持ちは嬉しいけど、ちょっと心配性なのね」 佐藤部長は鼻から飛び出た鼻毛をくすぐったそうに指で弄る。 「先輩達は、立派な上司である佐藤部長のことを本当に尊敬し慕っていますからね。それにたぶん、佐藤部長がいらっしゃらないと、ウチはまわりませんよ」
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