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ＰＣだって佐藤部長の１０代の頃はまだまだ高額だったから、自力で見よう見まねで作ったらしい。
“秒打ち饅頭”
“マッハタイピングの饅頭郎”
なんて秘かな通り名すら持っている。
誰かが試しに、ネットの某タイピングゲームを佐藤部長にしてもらったことがあるとか。
みんなが見ている前で、佐藤部長は『びゅ…びゅびゅ…びゅ……』と不思議な声を発しながら、肉眼では指が見えないほどの速さで打ち続け……
結果、大神レベルと判定されたらしい。
今でもこの成績を越える者はなく、大神の位から落ちていないとか。
よくまとめてあるサイトなんかでは、ネット七十七不思議のうちでも“目撃件数の多い未確認生物”の項目に上げられている。
他には体内時計が正確で、ストップウォッチと常に合致するらしく、時計を見ずして時間を当てることもある。
このような佐藤部長の伝説は、挙げるとキリがないくらいだって言うから、やはり人間離れされているのかな？
凡人ではないよな。
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