.:*:。 上司と言う漢(ひと) ・゚:*:・'°☆

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「恥じることはない。我々も最初は……だが、ここに来れてよかったとすぐにわかるハズだ」 「は……はあぁ」 先輩方は『GOOD LUCK!』と親指を突き出す。 「それにしても、部長はどうしたんだ?」 一人の先輩が腕時計を見た。 「いくらなんでも遅すぎるだろ?連絡もないなんて……」 他の先輩方もみんな腕時計を見たり、壁の時計を見て首を傾げる。 「まさか……何かの事件か事故に巻き込まれたんじゃないのか…」 誰かの一言に、皆は一斉に青ざめ始めた。 「大変だ!消防本部に……いや警視庁……生ぬるい、自衛隊に電話をしろ!首相官邸にもだ!急げ!」 「陸海空全てをフル出動願うんだ!」 「なら、俺はアメリカのホワイトハウスに電話を!大統領に応援を頼む!」 「俺は通勤経路の防犯カメラ全てを……なにか手がかりがあるはずだ」 部署内は異様な空気に包まれ、右往左往の大パニック状態だ。
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