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「昴、指入れるね。」
修二はそう宣言してから、俺の後ろに自分の指を入れだした。
ハンドクリームをたっぶりと塗ったおかげで、指の一本くらいはなんでもなかった。
指2本も、たいしたことなかった。
「なんか、けっこう、いけそう。」
思わず、そんな、感想を口走ってしまった。
「なら、もう1本も平気かな。」
調子に乗った修二が、3本まとめて入れてきた。
微妙にきついような気がする。
「中も、ほぐしてみる。」
そう言って、修二が、入れた3本をバラバラと動かし始めると、それまで余裕だった俺は、一気にやばいことになり始めた。
とある付近をなでられると、今まで味わったことのない快感が、背中全体を駆け回り、深く、むずがゆいような感覚が腰全体を包み込む。
「え?え?何?これ…
修二、なにしてる…の…?
うぅん…はっ!あぁー…なん…か…、やば…んっ!!」
それまでしおれていた俺のも、急に元気になり始めた。
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