4人が本棚に入れています
本棚に追加
「ほぉ~・・・新しい獲物が現れたぜ!!」
「今日は、オレらはついているぜ」
男性は持っていた刀を向く。
「ハァ~・・・その逆だぜ。
お前たちの運のつきだよ」
兵士の1人は男を威嚇するかのように
「立場を分かっていないなぁ!!」と、言い放った。
男性はそんな兵士の言葉に、
面倒くさそうな顔で居た。
「はい、はい・・・」
男の後ろでは一緒に居た、
女はクスッと笑った。
男は呆れた顔で、女の方に少し顔を向けた。
「霞(カスミ)、笑うのは失礼だろう?
これでもこいつだって、真剣に言っているだから」
「あら?ごめんなさい~」
兵士たちは2人の会話で、
自分たちがバカにされた事に腹を立てる。
「てめぇら、なめてのか~!!」
兵士たちは怒りながら、男に挑んだ。
「トキ、どうする?」
「あぁ~・・・オレ、一人でいいや」
霞はすねたを見せる。
「あっ、そう・・・頑張って」
霞は近くにあった木の切り株に腰を下ろした。
挑んできた兵士たちをトキは、
子供と剣術の稽古しているかのように
兵士たちの攻撃を交わしたり、
あえて自分の刀で受け止めた。
最初のコメントを投稿しよう!