第一章

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ちなみに、俺と大地と充琉は “大親友” だ。 充琉っていうのは、生徒会会計をしてるチャラ男野郎。 根はいい奴なんだけど、何故か懐かれたんだよなぁ。 大地と充琉は中等部も一緒だけど、俺は高等部から編入してきたから最初はひとりぼっちだったんだ… …ほんと最初だけな 「初めまして、成瀬圭人です」 この高校に編入してきたのはちゃんと理由がある。 1つ目は、この学校が萌えの巣窟だから! 俺はれっきとした腐男子だから、この高校を見つけた瞬間に編入しようと決めたんだ! 2つ目は…いずれ話す!!(( 「よし、成瀬の席は…楠の後ろだな」 「お、まじか~!」 楠…?とかいう人が笑いながら声をあげる。 すぐに自分の席がどこにあるかわかったので、とりあえず席へ向かう。 「俺、楠 大地。よろしくな!」 「あ、よろしく…?」 席へ着いた瞬間に声をかけられた。 俺の席は一番後ろの窓側にあった。 隣の席の人は…休みなのかな? でも鞄あるし…謎だなぁ…。
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