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ちなみに、俺と大地と充琉は “大親友” だ。
充琉っていうのは、生徒会会計をしてるチャラ男野郎。
根はいい奴なんだけど、何故か懐かれたんだよなぁ。
大地と充琉は中等部も一緒だけど、俺は高等部から編入してきたから最初はひとりぼっちだったんだ…
…ほんと最初だけな
「初めまして、成瀬圭人です」
この高校に編入してきたのはちゃんと理由がある。
1つ目は、この学校が萌えの巣窟だから!
俺はれっきとした腐男子だから、この高校を見つけた瞬間に編入しようと決めたんだ!
2つ目は…いずれ話す!!((
「よし、成瀬の席は…楠の後ろだな」
「お、まじか~!」
楠…?とかいう人が笑いながら声をあげる。
すぐに自分の席がどこにあるかわかったので、とりあえず席へ向かう。
「俺、楠 大地。よろしくな!」
「あ、よろしく…?」
席へ着いた瞬間に声をかけられた。
俺の席は一番後ろの窓側にあった。
隣の席の人は…休みなのかな?
でも鞄あるし…謎だなぁ…。
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